おでん大好き!冷凍保存でいつでも美味しく食べられるコツ

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コラム
「おでんが食べたい!」 仕事帰りにコンビニに寄って、熱々のおでんを買おうとしたのに、好きな具が売り切れていた!ってことありませんか? おでんは作り過ぎてしまい、翌日食べようと思っていても、急なお誘いで外食して無駄になってしまうこともあります。 おでんを冷凍保存して、いつでも食べられたら手軽でいいですね。 おでんの中でも冷凍に向く具と向かない具があります。 おでんを美味しく冷凍保存する方法をご紹介します。

おでんの練り物は冷凍にしても美味しいの?

練り物は種類がたくさんあって、あれもこれもと具を選ぶのも楽しくて、おでんが出来た時にはお鍋いっぱいになります。 練り物の代表的なものにさつま揚げ、ちくわ、はんぺん、つみれなどがありますが、原材料はお魚です。 一番多く使われているのがスケトウダラで、そのすり身に塩と調味料を入れて練り成型して、蒸す・焼く・揚げる・ゆでるなどの方法で加熱していろいろな種類の練りものができます。 練り物には歯ごたえと弾力がありますが、これは「足」と言い、麺類でいうところの「コシ」に当たります。 冷凍すると練り物の持ち味である「足」がなくなる心配がありますね。 でもご安心下さい!練り物は冷凍保存しても「足」はなくなりません。美味しく食べられます。
買ってきた状態で袋のまま冷凍しておいて、おでんを作る時にそのまま煮込んでもOKです。 長く冷凍保存すると冷凍やけの原因になってしまうので、1か月以内には食べることをお勧めします。

大根は冷凍するとまずくなるの!?

大根はおでんの好きな具、断トツ1位です。 でもおでんの大根は味が染みこみにくく、おでんを作る時に一番時間がかかります。 時間短縮と便利さを兼ねて大根を冷凍保存しておくと何かと便利です。 輪切り、いちょう切り、短冊切りにしてフリーザーバッグに入れて冷凍すれば、煮物やみそ汁などに使えます。 大根おろしも小分けにして冷凍にすると、その都度おろすよりも便利です。 冷凍した大根はまずい!という声もききますが、解凍して生で食べるのは苦みが強く出てしまい、食感も変わるのでやめたほうがいいです。 冷凍することによって大根の細胞膜が壊れ、味が染み込みやすくなるので、おでんなどの煮物と相性がいいんです おでんの大根をたくさん作ってフリーザーバッグに4~6個入れて冷凍保存しておけば、冷凍した練り物と一緒に温めて美味しいおでんがすぐに食べられます。

おでんのパック、賞味期限は長い?

パックされたおでんはいつでも食べられるように常備しています。 コンビニのおでんのパックやご当地おでんのパックなど、寒い日には特にパックのおでんを買ってしまいます。
帰宅が遅い時や小腹が空いた時には重宝しますし、常温保存できるので非常食にもなります。 長く置いておくと賞味期限を忘れてしまいがちですが、90日とか180日とか割と長めです。 レトルトパック食品は密封後に加熱滅菌処理されるので賞味期限が長いのです。 買ったときにしっかり賞味期限をチェックしておくことは大事ですね。

さいごに

おでんを冷凍する時は大根と練り物、昆布、牛すじなど、タッパーやフリーザーバッグに入れて1か月を目安に保存して下さい。 こんにゃくやじゃがいも、玉子、厚揚げやがんもなどは冷凍に向いているのか?というと、向いていないのです。 こんにゃくは約97%が水分で、冷凍すると水分が抜かれ食物繊維が凝縮してゴムのような食感になります。おでんには向きませんが、冷凍こんにゃくとして違う料理に生まれ変わります。 じゃがいも、玉子(白身)はスカスカになって、食感が硬くなります。 豆腐類は高野豆腐のような食感になります。 もっと手軽におでんを食べたい時はおでんパックです。 賞味期限が長いので買い置きしておけばいつでも食べられます。 これからはおでんの季節、熱々のおでんを食べて癒されましょう!
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