浅草演芸ホールって食事を持ち込みできるの?寄席のルールとマナー

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コラム
浅草演芸ホールは知る人ぞ知る、落語などの寄席を楽しむホールです。 もしお友達に寄席を聞きに行こうと誘われたら…落語が好きで、寄席興味あるな、行ってみたいなと思っていても…初めの一歩を踏み出すのは勇気がいりますよね。 お客さんの年齢層も高いイメージがあります。 でも、寄席は老若男女問わず楽しめて、人気の番組では立ち見が出るほどたくさんのお客さんでにぎわい、居心地よく楽しく笑って気軽に過ごせる素晴らしいところなんです。 寄席に出演される方も会場の方も初心者さんも大歓迎なので、興味はあってもドキドキするから、とか、なんとなく行きにくいなあ、とか、そういう理由で行かないのは、はっきり言ってとてももったいないです。 そんな寄席を聞きに行ける浅草演芸ホールなのですが、そこでのルールやマナーなど調べてみましたのでご紹介いたします。

浅草演芸ホールってどんなところ?

浅草演芸ホールは、基本的には休みなし、365日無休で公演しています。 (ただし2020年5月現在は、「新型コロナウィルス感染症対策」にかかわる緊急事態宣言を受け、5月末まで臨時休館となっています。) 寄席と聞くと、落語のイメージがありますが、実は落語だけでなく「いろもの」と呼ばれる様々な芸も公演されます。 漫才やマジック、漫談、紙切り芸や曲芸などですね。ですから構えなくても大丈夫、難しいことはありません。 昼の部と夜の部に分かれてはいますが、入場したら入れ替えすることはありませんので、色々な方の落語を聞くことができて、1日中楽しむことができます。 落語が続くと疲れそう…と思う方も大丈夫、いろものと落語は程よく混じって交代で行われますので飽きることはありません。 大人3000円を払えば、目の前で演芸を1日中楽しめるなんて、お笑い好きにはなんて贅沢!最高だと思いませんか? こんなことを言ってはなんですが、お笑いライブを見に行こうと思えば、2時間でも3000円くらいが普通ですよね。 浅草演芸ホールは腰を据えてじっくりゆっくり楽しめるのですから、本当にお得だな~と思います。 さて、では行こうと思ったら、まずはチケットを予約しなくては、と思うかもしれませんが、原則として浅草演芸ホールは当日券のみとなっています。 そして指定席もありません。会場の入り口にある小さな窓からチケットを購入して、好きな席、空いている席に座って鑑賞しましょう。 毎月10日間ずつ落語協会と落語芸術協会が交代で講演を行っていますので、好きな噺家さんや知っている噺家さんが出演される日に見に行きたいなと思ったら、ホームページで番組表を確認できますから、出演日を狙って行くと、初心者さんも安心していけるかもしれませんね。 ちなみに、浅草フランス座演芸場東洋館と隣接していて、都営浅草線や東京メトロ銀座線の浅草駅からは徒歩10分ほど、つくばエクスプレスの浅草駅からは徒歩30秒で行ける所にあります。

飲食持ち込みなどについて浅草演芸ホールで守りたいマナー

さて、浅草演芸ホールですが1日中いられるとなるなら気になるのがお昼ごはんですよね… せっかく行くのだから、初めから終わりまで時間が許す限り見てみたい、と思うのは私だけではないはずです。
なんと浅草演芸ホールは飲食物の持ち込みは自由なんです。 ですから、お弁当と水筒を持っていけば、本当に入場料だけで1日中楽しめてしまうんですね。 しかも休憩時間の間、とかそういった条件もなく、公演の間に食べても飲んでもいいのですから、びっくりです。 お酒もOKなのですが、ただ一つ守らなくてはいけないことは、他の方の楽しみの邪魔になるようなことはしない、ということだけです。 具体的には、大きな音を出して食べる、ですとか、お酒を飲みすぎて演者さんに絡む、ですとか、普通に考えれば当たり前すぎることです。 それと入場も退出も自由なので、好きな時に出入りできるのですが、演目中に退出するのはNGです。 演芸と演芸の間の時間に出入りするのがルールとなっています。 ちなみに、浅草演芸ホールには売店があり、お弁当も売っていますので、お家から無理してお弁当を用意していかなくても大丈夫です。 お菓子やお酒、さらにはお土産も買えますので、是非売店ものぞいてみてくださいね。

さいごに

浅草演芸ホールについてご紹介しました。 テレビやラジオの中でしか知らなかった世界を生で味わう、というのは大人にとってもあまりない機会で、とても贅沢な体験だと思います。
頭でっかちになってしまって、つまらない大人になっているような気がしているなら、是非一度行ってみてはいかがでしょうか?
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