猫を飼っている人が、一度は疑問に思うこと。
それは「猫って自分で爪研ぎするけど、飼い主は猫の爪を切ってやらなくてもいいの?」ではないでしょうか?
私も以前猫を飼っていて、この疑問を持ちましたが、結局爪は切らないままでした。😅
今回は、猫の爪切りの必要性と、その方法や爪切りをやってくれる病院などについて紹介していきます。
猫の爪切りは人間用でもOK?
結論から言わせてもらえば、
猫の爪切りは必要なんです!
特に室内飼いをしている猫には必要で、これは室内で爪研ぎ用の器具で研いでいる猫でも必要です。
爪研ぎとは、古い爪の層を剥がし新しく尖った爪を使えるようにするための行為であり、これによって爪を一定の長さまでキープすることができます。
しかし新しい爪は尖っているため、カーテンなどにひっかけて
爪を折る危険性があるのです。
そして、
人が怪我をしてしまう恐れもあります。こういったことを防ぐために、猫の爪切りは必要なのです。
☆猫の爪切りを人間用の爪切りでやってもいいの?
猫専用の爪切りはペットショップで売っていますが、
人間用の爪切りでも爪切りは可能です。
ただ、ちょっとコツが必要なのでここで紹介します。
★爪切りの向きの気をつけよう!
猫の爪はアーチ型なので、人間用爪切りで猫爪を切るときは、アーチを壊さないように上下で爪を挟まずに、横から爪をはさむ感じで切ります。
出典:幸せ!発見いっぱい モフモフと暮らそう
★爪の長さはどれくらい切ればいいのか?
爪を切る長さは絶対知っておきましょう。
猫爪の中にピンクの部分ありますが、
この部分には血管と神経が通っています。
ここまで爪を切ると深爪になり出血するので、
この手前まで切るようにしましょう。詳しくは図を参考にしてください!
出典:幸せ!発見いっぱい モフモフと暮らそう
猫の爪切り、 噛む癖のある猫はどうする?
爪切りの際に、暴れて人を噛んだり引っ掻いたり暴れる猫もいるとよく聞きます。
ここでは、そんな猫の爪切りをする際のコツを紹介します。
1.猫をタオルでくるんでから切る。
これは動物病院でよくやっているテクニックなのですが、猫の頭にタオルをかぶせて視界を遮ってから切るというやり方です。
切るところを見せないで切るので、
猫は安心して暴れなくなるそうです。
2.首根っこを掴んで切る。
母猫が子猫を運ぶとき首根っこを咥えて運びますが、これを応用しています。
猫は首根っこを掴むと大人しくなりますからね。
3.寝ているすきに切る。
猫が熟睡している時を狙うのですが、元来猫の睡眠は浅いので、これはなかなか難しいかもしれません。
他にも「おやつを与えながら切る」というやり方もありますが、これらすべての方法を実行するときは、
なるべく二人以上で行うことをお勧めします。
複数人でやる方が、
成功率は上がるし短時間で終わるので猫にも優しい爪切りになりますよ!
猫の爪切りを病院でしてもらうメリットとは?
😺
一番のメリットは「爪切りで出血する危険性がない」
動物病院の獣医師はもちろん、スタッフ全員の知識が豊富のため、
確実に猫の爪切りをおこなえるため、出血するリスクがほぼゼロです。
万一出血したとしてもすぐに治療に入れるので、この点もメリットと言えます。
😻
飼い主&猫のストレスが解消される。
猫の爪切りを行う際の、飼い主の「失敗したらどうしよう」という不安や、猫が暴れてうまく爪を切れない時のストレスが無くなります。
また、猫は元来我慢が苦手な動物なので、爪切りの際の押さえつけが長くかかるとストレスなります。
しかし
動物病院での爪切りはスピーディーに行われるため、
猫のストレスも軽減するはずです。
😸
猫が病院に慣れることができる。
室内飼いの元気な猫は、普段動物病院に行く機会が少ないため、健康診断の際に暴れてうまく検査ができないという事例があります。
しかし、猫の爪切りを定期的に動物病院で行っていれば、
急病などで病院に行っても病院の雰囲気に慣れているためスムーズに治療に移れます。
さいごに
猫は家族の一員ぐらい大事と思っている飼い主の方は、たかが猫の爪切りと軽視していないはずです。
上記した様々な方法を試して、安全な爪切りを目指してください!
ちなみに飼い主も猫もストレスのない爪切りを望むなら、動物病院に任せてしまうのが一番いいのかもしれませんが、その分診療費がかかるのでそこは覚悟してください!
以上!「猫の爪切りって必要? 爪切りのやり方と病院利用のメリットの紹介!」でした!!