3月と言えば桃の節句。女の子の晴れ舞台の日ですね♪
自分にとって雛祭りのお祝いの記憶があまりに乏しく、ひな祭りと言うと雛人形を飾って桃の花に菱餅、それにひなあられとちらし寿司…。
パッと頭に浮かぶのはそれぐらいで、毎年小さい頃はお祝いをしてくれていたのに、両親には申し訳ないのですが、ひな祭りってこんなお祝い方をするんだぁ。と勉強になったのが、長寿アニメ「サザエさん」です。
きれいな着物を身にまとい、ほんのりお化粧をして着飾るわかめちゃん。
そんなわかめちゃんを見て、小さい頃はいいなぁと憧れていたような気がします。
また飾る雛人形も豪華で圧巻されました。
三人官女に加え五人囃子と雛壇は最高の7段はあったのではと思います。
しかし最近の雛人形事情ですが、私が小さかった頃とは大分異なり、
私たちの知る雛人形意外にもたくさんの種類が登場してきたのご存知でしょうか?
材質にしてもガラスに木製、陶器ものなど種類は様々!?
今回はそんな変化を遂げているお雛様について色々調べてみようと思います。
女の子が産まれ今年初節句を迎えようとするママや、家の事情で大きな雛人形の収納に困っていたママに役立てたらと思います。
どれがいいか迷ってしまう。
多様なデザインで織り成すお雛様の特徴とは?
様々な材質から造られる雛人形ですが、その中でも私が注目したいのが
木製の雛人形です。
木ってぬくもりやあたたかみがあって、癒しを与える材質ですよね。
それに加え最近のお雛様は
モダンなものコロンとしたフォルムで表情もやかわかく、らしいものがあったり、また
インテリア性があるものやコンパクトに納められるものと様々!様々。
さらに驚いたの
がキャラクターをモチーフにしたものも多数出回っているのです。
人ではなく動物だったり、ディズニーやなんとリカちゃん人形のお雛様まで!?
私の小さかった頃はある程度決まった仕様で表情はほんのり違うかったかなと思いますが、これほどまでにバラエティーに富んではいませんでした。
そもそも雛人形には「衣装着」と「木目込み」の二種類があるんですって!
と言われても頭にはなんのことと頭に??が浮かびませんか?
実際、私には何のことか違いなんてさっぱり…。
私に同感してくださるママもいるかと思いますのでこちらの二種類をさくっとこちらでご紹介しますね♪
衣装着
江戸時代中期に京都にて発祥。
仕立てた衣裳を胴体に着せ付けてつくる人形のことを言います。
顔と胴体は別の作家が制作し、完成した胴体に顔を取り付けて完成になります。
一般的に知られているお雛様はこの衣裳着雛人形がほとんどで私たち世代の雛人形と言えばこちらが主流だったと思います。
木目込み
そして近年人気急上昇の300年の伝統工芸。
木製の胴体に溝が彫られており、そこに布地の端を埋め込み衣裳を着せて作られている雛人形です。
溝に布地の端を埋め込むことを「木目込む(きめこむ)」と言うため、木目込み人形と呼ばれる由縁です。
木目込みの特徴として木を活かしたナチュラルな色づけや、すべすべとした肌触りの丸みを帯びたつくりなど。様々なテイストの部屋にも馴染みやすく、重くないのでインテリアとしても最適です。
参考
雛人形な豆知識
もこれ以外にも材質はありますが、メインを飾るお雛様はこの2種類かとおもわれます。
雛人形は木製がオススメ?メリット・デメリットをチェック
スタンダードな衣装着とは違い。デザイン性豊かで作り手の個性が光る木目込みの雛人形。
現代の女の子を子供にもつママにとても人気の商品です。
そこで何故、多くのママに選ばれるのか?そのメリットと後で後悔しないためにきちんと知っておく必要のあるデメリットを合わせてチェックしてみましょう。
メリット
折角のお雛様。飾りたいのに、
飾るスペースが限られているという場合、コンパクトに十人飾りや十五人飾りが納められているサイズがあるのが特徴。
かさばらず、
省スペースの確保で収納出来るのも嬉しい所ですね。
何より軽く、型くずれもしないので準備に後片付けもとても簡単♪
一人でぱぱっと出来ちゃうので、人の助け要らずで短時間で済みます。
桃の節句が終わるとすぐに片付けしないと…と言う迷信にもバッチリ応対出来ますね!!
また胴体など木製で出来ているため長持ちします♪
デメリット
では次に反対のデメリットをご紹介。
木製の作りで出来ているためお内裏様やお雛様の衣裳に古来の衣裳着人形のようなボリュームは作れないので、
豪華さやきらびやかな部分に欠ける傾向があります。
比較的小さい雛人形が多いため飾るには最適ですが、お祝いするための主役を飾るには少し寂しさがありますね。
また年配の方には少し受け入れ難いようで、そこそこのお値段にも関わらずもう少し他にも良いのがあったのでは?とチープに取られるのもムッとしてしまうし、そういう風に見えるのもネックですね。
まとめ
いつの間にか多種多様にひろがった雛人形。どこ種類にしてもメリットとデメリットがあるかと思いますが、私は断然木目込みを購入すれば…と思ってしまいました。
きれいなのですが、小さい子どもにはお雛様のお顔が少し怖いようで、並んで撮る写真は強張ったものが多かったです。仕方なくサブ的な物としてもうひとつ陶器のものを追加して、玄関に飾る用としました。
実際、自分がそこそこの年齢に達した時って、親も年を取っています。
豪華絢爛な衣装着の雛人形は重く日を見る機会もぐっと減ってしまいました。
そうなると先を見越すわけではありませんが、コンパクトに収納できて出し入れ簡単な雛人形の方が毎年きちんとお祝いしてあげれるのでは?と思います。
という建前もありますが…。
実を言うとずぼらな私にはありがたい木目込みの雛人形です♪