季節の変わり目は特に風邪をひきやすい時期ですよね。
みなさん、体調はいかがでしょうか。
風邪をひいているときもしんどいのですが、治りかけも体がだるくてとてもしんどいです。
少しでもそのだるさが緩和できればうれしいですよね。
今回はそんな風邪のときのだるさの緩和と治りかけの時の対処方法をご紹介したいと思います。
風邪をひくと耳が聞こえにくくなるのはなぜ?
風邪になると耳が聞こえにくくなりませんか?
私はよく耳がつまったような感じがして、聞こえにくくなります。
どうして風邪をひくと耳が聞こえにくくなるのかというと、
耳と鼻の間に或る「耳管」という部分の働きが悪くなってしまっているのです。
耳管がふさがってしまうと、耳の聞こえが悪くなり耳に違和感を感じるようになる。
耳鳴りがする。つまった感じがする。
自分の声が大きく聞こえるように感じる。
めまいがするといったような症状が現れます。
風邪をひくと鼻をかんだりすることが増えますよね。
それによって耳管の中で炎症が起きて、粘膜がはれたりします。
それがひどくなると中耳炎になったりするので気を付けましょう。
気を付けることは、
こじらせて副鼻腔炎や鼻炎にならないように気を付けること。
そして治りかけも体力が極限に低下しているため炎症を引き起こしやすくなります。
治りかけもストレスや疲れを溜めないようにすること。
そして何よりも、鼻は強くかみすぎないように気を付けましょう。
一度に左右両方をかまないで、片方ずつ軽くかむようにしましょう。
また鼻水を強くすすると耳管を通して中耳の方に粘液や細菌が逆流して炎症を起こす恐れがあるのでこれも気を付けてくれればと思います。
風邪による頭痛を緩和するツボとは
風邪をひいて喉がはれたり、頭痛がするときに効くツボがあります。
熱はあるけど汗がでないというときに、ゆっくりと押してみてください。
ツボの場所は、手の関節(親指側)と肘の真ん中より少し外側を結んで、約半分のところを取り、心持ち手のひらに近づいたところにツボがあります。
また偏頭痛で目に痛みを感じる、熱で目が疲労していると感じた場合は眉間にある
攅竹(さんちく)というツボをつまむように刺激しましょう。
それだけではなく、
百会(ひゃくえ)というツボも頭痛によく効きます。
ちょうど頭の頂点あたりに位置する百会は刺激をすることで頭痛によく効きます。
下に向かって垂直に、心地よい程度の力で押してみてください。
3~5分ほど呼吸に合わせて押し続けると、効果がじっくりと現れてきます。
また
合谷(ごうこく)という手にあるツボもおススメです。
親指と人差し指の骨が交差するあたりにツボがあります。
ここは体全体の痛みを和らげる効果があり、肩こりから頭痛まで痛みを和らげてくれます。
心地よい力の強さで3秒ほど力を入れてゆるめてを繰り返しましょう。
風邪の時に適切なお風呂の入り方について
昔から風邪のときはお風呂はやめておきなさいと言われることがありますよね。
昔のお風呂は隙間風も入るような今とは違って浴室も寒いお風呂が多かったのです。
しかし今ではお風呂事情も変わり、お風呂を入ったからと言って風邪がひどくなるということもありません。
ただし、
乳幼児や子どもや高齢者は免疫力が低下しているのでお風呂は控えておく方がいいでしょう。
汗をかいていたら、タオルで体を拭いて、安静にすることをおススメします。
また38度以上の高熱の場合もお風呂はおススメしません。
嘔吐や下痢のときも体の免疫力が落ちていて、大変危険な状態です。
汗をかいて気持ち悪いのは分かりますが、お風呂はやめておきましょう。
微熱であればお風呂にはいっても大丈夫です。
入る前にコップ一杯の水を飲んでからお風呂に入ります。
体が冷えないようにと高温のお湯はNGです。
40度ぐらいのお湯にして、体に負担のかからないようにしてください。
浸かるのは長くても15分程度まで。それ以上の長風呂は体力を使ってしまうので気を付けましょう。
まとめ
風邪をひいたり、また治りかけはしんどいものです。
しかし、免疫力が低下している間は無理をすることなく安静にしましょう。
風邪が長引いてしまう原因は治りかけてきたからと言って無理をしてしまうからです。
ぜひみなさんも、安静にして早く体調がよくなるように頑張ってください!!