正寿院といえば、2018年にハートの窓で一躍有名となった京都のお寺です。
かわいらしい、いわゆる映える天井絵と猪目窓が急激にインスタで広がりをみせました。
テレビでも一時、かなり放送されていたようにおもいます。
正寿院の猪目窓は、
アイドリッシュセブン(アイナナ)というテレビアニメにもなっているスマートフォン向けのアプリゲームに登場する和泉一織というキャラが写真を撮っていた場所でもあります。
どういうことかというと、
ジェイアール東海ツアーズが広告タレントとして、アイドリッシュセブンを起用し、OFF/旅@KYOTOを展開しているんですね。
アイナナで特に人気の高い、和泉一織、七瀬陸によるフラウェの愛称で親しまれているグループ内ユニットがあるのですが、フラウェが担当したのが、正寿院のある宇治でした。
フラウェおしの方、日本のみならず海外からもたさんの方がこの場所を訪れているようです。
夏は、この正寿院で、風鈴まつりが行われています。
2018年はあまりの人気に完全予約制になっていましたが、2019年はどうなっているんでしょうか?
チケットの買い方を調べてみましたのでご紹介します。
正寿院の風鈴まつりとは
正寿院といえば、ハートの猪目窓で有名になっていますが、
別名風鈴寺とも呼ばれるほど、夏の「風鈴まつり」が有名な寺院なんです。
2019年度の「風鈴まつり」は7月1日~9月18日まで開催されるようです。
境内には実に2000個という風鈴がかけられて、壮大な風景がみられます。
正寿院のある宇治田原町は、京都市内と比べて気温が5℃ほど低く、避暑地になっています。
さらに、気温だけでなく風鈴の音色や見た目で涼しさを感じられるところから、風鈴まつりが始ったといわれています。
さらに、風鈴の原型となるのが「風たく」という青銅製の鈴なのですが、厄除け、魔除けとしてつけられていました。
この鈴のなる音が聞こえる範囲は聖域として考えられていて、災いが起こらないと考えられています。
つまり風鈴は、人に涼を与える存在としてだけでなく、災いが起こらないようにつける厄除けのお守りのような役割も担っているんですね。
さらに、
正寿院では風鈴絵付け体験もできるんです。
体験料は1200円で、人によって作成時間は変わりますが、30分くらいで絵付けをしたものを、持ち帰ることができます。
正寿院の風鈴祭りのチケットを買うには
2018年度は完全予約制となっていた風鈴祭りですが、
2019年は予約制ではなくなったそうです!
行ったらどなたでも拝観することができます。
通常は、拝観料は500円でお茶とお菓子の接待付きなのですが、風鈴まつりの期間中は拝観料は700円となります。
正寿院は駅からすこし遠いので、JR宇治、京阪宇治、近鉄新田辺駅からタクシーで30分ほどかかります。
もし車を運転できるのでしたら、レンタカーを借りて運転していくのがおすすめです。
車があると時間に余裕を持っていくことは必要ですが、駐車場は無料で利用できますし、ほかの観光地も回るのにも便利ですよね。
もし、レンタカーを利用できない場合はバスかタクシーを乗り継いでいくことになります。
公共交通機関で最寄となるバス停「維中前」からでも、タクシーで10分の距離なのですが、そこからは正寿院まで徒歩10分となるバス停まで運んでくれる正寿院のシャトルバスがでています。
ただし、そのバス停からも10分歩きます‥
シャトルバスは予約が必要になりますので、もし利用したい場合は事前に予約をしておきましょう。
さいごに
正寿院の風鈴まつりについてご紹介しました。
遠くて、行くのに少し大変そうですが、行った方の感想を読むと、それでも行ってよかった!という方ばかりで、私もとっても行きたくなりました。
夏の京都は暑いイメージですが、宇治は涼しくて、風鈴の音が涼を運んでくれます。
是非ご興味あるかたは行ってみてくださいね。