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「お盆は海に入ってはいけない」のはなんで?謂れの理由と本当のわけ

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「お盆は海に入ってはいけない」というのは昔からの言い伝えですね。
「夜につめは切ってはいけない」とか「妊婦は火事を見てはいけない」とか、「夜に新しい靴をおろしてはいけない」とか昔の言い伝えには何で?というものがたくさんありますよね。

子どもの頃は、親に言われて素直にそうなんだ、と思っていましたが、大人になりなんでなのかな?と不思議に思うようになりました。
「夜につめを切ってはいけない」というのは、昔は電気がなく手元を照らせなかったため、夜につめを切るなんて危ないから、さらに夜爪が世詰めに通じて、短命につながり演技が悪いというダジャレか?というような意味もあるようです。
昔は医療も発達しておらず、死がとても身近にあった分、縁起ですとか、ゲン担ぎですとか、そういったものに今よりもっと頼っていたのかもしれませんね。

今回は、「お盆は海に入ってはいけない」の言い伝えの本当の意味を詳しく調べてみましたのでご紹介いたします。

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お盆に海に入ってはいけないというのは迷信?

お盆に海に入ってはいけない、というのは言い伝えの上では、地獄の釜の蓋があくからといわれています。
地獄の釜、というのは、地獄で罪人を煮えたぎらす大釜のことです。
幽霊に足を引っ張られるからと私は説明を受けていましたが、地獄の悪い魂が悪さをするといわれています。
またそれだけでなく、お盆の時期は亡くなった方をこちらの世界に迎え入れ、そしてまた送り出すという期間です。
きちんと帰る場所のある方は、その場所に戻られるのですが、無縁仏のような方たちは、海や川など、水のあるところに引き寄せられるとも言われます。
成仏されていない死者はとても寂しがりやで、こちらの世界で楽しんで遊んでいる人を見つけると一緒につれて帰ってしまうとも言われています。

ただし、地獄の釜の蓋もあくというのはことわざにもなっています。
ことわざの意味はその地獄にある大釜は一年に二度(正月と盆で1月16日と、7月16日)は開いて、閻魔大王に仕える鬼たちも仕事を休むとされているため、その期間くらいは毎日忙しく働いている人も心身を休ませよう、という意味になっています。

労働条件なども厳しく、今のように何時から何時までと決まっているわけでもなく、週休2日なども決まっていない時代、この地獄の釜の蓋もあくというのはお休みももらえる年にたった2度の機会を楽しみに待つ方たちがやっと休める待ち遠しいという気持ちが込められているように思ってしまいますね。

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お盆に海に入ってはいけない理由

さて、では実際はどのような理由があって昔の人は「お盆は海に入ってはいけない」ということを言い伝えとして残したのでしょうか?


確かに、この時期の水難事故は他の時期に比べて多いようです。
私は霊ですとかそういったものは見えないのですが、不思議な現象はあるのかもしれないなと思っているので、寂しいあちらの世界の方が、こちらの世界の人を連れていこうとする、というのもまんざら嘘とも言い切れないと思っています。
だからこそ怖くて、子どもができた今、その時期にはプールも海も川も、水に関わるところには連れて行きたくないなと思っています。
それ以外にも、色々と理由はあるようで、水温が下がってきて心臓に悪い影響が出てしまうから、ですとか、くらげがたくさん出るから、とか、土用波と呼ばれる、遠方にいた台風の影響で起こる大波ですとか、そういった人間ではどうすることもできない理由、自然の怖さなどを避けるためにも言い伝えとして大人が子どもに教えていたようです。
さらには、お盆くらいは遊びにいったりしないで、故人を偲んでゆっくりと家で過ごしなさい、という意味もあるようです。
子どもにとって、両親の実家というのはそんなに楽しい場所ではないんですよね‥
でも、お盆は日本の伝統行事ですから、子どもにはお盆に海に入ってはいけない理由には色々なものがあることなどを話して、一緒に故人の思い出話をして故人を偲ぶ機会にできるといいですよね。

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さいごに

お盆に海に入ってはいけないという理由についてご紹介しました。
昔からある言い伝えは、迷信というだけでなく、意外と科学的にもその言い伝えに従ったほうがいいこともたくさんあるようです。
すごく昔でも、今と同じようにご飯を食べてトイレにいき、家族で生活して色々なことを考えながら暮らしていたんですよね。
これまで繋げてきてくれた命に感謝して、ご先祖様に感謝しながらお盆をゆっくりと過ごしましょう。

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