確定拠出年金って何?今から学んで将来のお金を貯えよう♪

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年金
少し前に非課税云々でよく耳にするようになった老後の貯金方法。 定期預金に積み立てNISA、そして確定拠出年金であるIDECO、どれが自分にあっていてどうお得なのか把握出来てますか? まず知るべきは日本の年金制度。 どのような仕組みになっているかきちんと答えれるでしょうか? 知ってるようで理解できていない日本の年金制度についてご紹介したいと思います。

日本の年金制度は、「三階建て」3つから構成されている!?

基礎となる部分国民年金

一階部分に20歳以上の全国民が加入する国民年金。 これは、加入期間の長さによってもらえる金額が決まる仕組みになっています。 20歳を過ぎたら急に役所より納付状が届いた記憶ありませんか? 私は短大だったのですが、まだ就職していない時にいきなり届き焦りました。 納付金額もバイトにはかなりきつい金額なんですよね…。 大学生の方は納付時期を延長することが可能ですが、私は就職し給与をもらうまでの期間親に立て替えてもらった記憶があります。

支えは大切厚生年金&国民年金基金

次に二階部分ですが、民間のサラリーマンや公務員等が加入する厚生年金保険に自営業者・フリーランスが加入する国民年金基金があります。 会社員の方は厚生年金保険は強制加入のため、選択の自由はなく多くは給与から天引きしての支給となっているのではないでしょうか。 公務員等は従来共済年金に加入していたのですが、2015年に厚生年金保険に一元化されました。 一方、自営業やフリーランスの方の国民年金基金は任意加入となっています。 加入すると追加の支払いが生じるのですが、将来受け取れる年金額は増加するというメリットがあります。

万が一の保証がほしい確定拠出年金

そして最後になります三階部分。 従業員を対象として企業が独自に運営している企業年金制度と言うものがあります。 企業によっては、高額の年金が受け取れる場合もあり、また個人でも積み立てを行うことが可能になりました。 これが今回のお話しする確定拠出年金と呼ばれています。 参考 りそな銀行

年金制度にプラスα。個人として積み立てを行う「確定拠出年金」について

今回は個人で行うものに目をむけてみますね♪ 日本国内に居住している20歳以上60歳未満の自営業者とその家族、自由業、学生も国民年金の第1号被保険者が加入することができる制度になります。 法改正が行われ、ざっくり言いますと大人になれば誰でもやろうと思えば出来るものです。 この制度には所得控除や運用中の非課税など税制優遇があるため、老後の資金を積み立てるという目的としているのであればお得に貯めれます。 …と言っても所得控除?非課税? と何にどう税制優遇影響しているのかさっぱりわかりませんよね。 順を追って少しずつ一緒に勉強していきましょう♪

メリット

確定拠出年金に拠出した掛金は全額が所得控除(小規模企業共済等掛金控除)の対象となり、所得税・住民税が軽減されます。 つまり会社員ですと天引きされているあの高い税金、所得税や住民税がお安くなるんです。 もちろん学生や個人でかけられている方にも対応しており、毎年ある年末調整や確定申告の申請によって納付した税金を所得と掛金に応じて還付金があるということです。 次に株を始め、投資信託等の金融関連にて運用した際、決済時に運用益に対して所得税・住民税等(20.315%)が課税になるのですが、確定拠出年金ではこの運用益が非課税になるんです。つまひ得られた利益をそのまま獲得し運用することになるため、かなりお得になりますよね♪ 株をしない方にはちょっと難しいので例えにて説明しますね。 【例】運用した結果1万円の収益が出たとします。 一般の証券口座等:課税2,031円 確定拠出年金:課税0円 これだけでもかなりの課税があることに驚きですよね!? そして最後に積み立てた年金資産を実際に手にする際、給付金の種類や受取方法により、それぞれことなる税制メリットがありますよ。 給付金には「老齢給付金」「障害給付金」「死亡一時金」の3種類があります。 それぞれの特徴をさっとご説明しますね。

老齢給付金

60歳以降に受給する事で、年金方式という5年以上20年以下の期間で受け取るか、または一時金として一括で受け取るかを選択可能。 年金方式の場合は公的年金等控除、一時金方式ですと退職金所得控除が適用され、一定金額まで税金がかかりません。

障害給付金

加入者が、70歳になる前に政令で定められた高度障害と診断された際、加入年数に関係なく障害給付金の支給請求対象となります。 受け取り方は上記同様。 しかしこちらの場合受け取り時の税金は全て非課税。

死亡一時金

加入者が亡くなった際に、ご遺族に対して支給されるのが死亡一時金。 死亡一時金はみなし相続財産として、こちらは残念ですが相続税の課税対象となります。 参考 楽天証券 勿論!メリットもあれば、デメリットもありますのでご注意ください。

デメリット

確定拠出年金制度で積み立てたお金は60歳にならないと引き出せません。 急にお金が必要になったから引き出そう! なんてことができないのです。 また、自分で運用しなければならないので月々拠出する掛金をどう運用して老後資金を増やすか(減らすか)のさじを上手くとらなければなりません。 そして制度に加入する時必要となる手数料に加え、口座管理手数料がこちらは毎月かかるという2つの手数料を支払わなければなりません。とくに口座管理手数料は毎月発生するためコストがかさむので沢山の金融機関をチェックし見極めることが大切です。 参考 たあんと

最後に

先を見越して、若いうちから少額であっても長く継続していけば老後の資産に少し潤いがでてきます。わからないからと敬遠せずに預金に少しゆとりが持てたら始めてみるのもいかがですか? 参考 マイナビ 学生の窓口
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